Dark Void まとめ


Dark Void(輸入版:アジア)




ゲームデータ

発売日: 2010/01/19
開発元: Airtight Games
発売元: Capcom Entertainment Inc.
ジャンル: シューター,TPS
インストール容量: 本編:5.3GB/DLC:386.17MB
国内版本体での起動: 北米版起動します
公式サイト: http://goo.gl/FLfDmT
攻略サイト: Dark Void 攻略



超簡単なゲーム概要

'ヴォイド'に足を踏み入れる...。敵対的なエイリアン、強力な武器と深いミステリーの不吉な平行した世界...。ジェットパックによるドッグファイトと地上戦はビデオゲームにスリリングな新しい感動をもたらします。カプコン®からこの壮大な冒険において飛行と戦闘でシームレスなプレイを体験してください。( Xbox.com より適当翻訳)



1938年8月のとある場所が舞台。
主人公が操縦する飛行機が森で墜落し、異世界「 Void 」にワープしてしまう。その異世界は機械生命体のエイリアンが支配する世界だった。主人公は飛行機に同上していた女性と共に対エイリアン活動を行っているレジスタンス組織 「 Survivors 」に参加することとなる。主人公はエイリアンと戦いながら、Void からの脱出を試みるが…



プレイした感想プレイ日記はこちら。

映画化の話もあったようですが、実際に映画になったのかは不明。検索しても「映画化決定!?」みたいな記事しかないところを見ると、どうやらぽしゃったようです。(真剣に検索していないので映画化されていらごめん)



ゲームプレイは TPS モードと背中にジェットパックを背負っての滑空モードがある。



TPS モードは至って「普通の TPS 」です。可もなく不可もなく。武器が8種類あり、ステージが進んでいくと入手していく(敵が落としたものを拾う)。敵を倒すことで得られる「テックポイント」を集めて武器をレベル3まで強化することができる。マップのほとんどのオブジェクトにカバーすることが出来、ブラインドファイアも可能。



滑空モードは自由に飛び回りながら両肩にあるバルカン砲で撃ちまくる。攻撃は前方のみという自由度の低い攻撃。



チェックポイント通過式のオートセーブだが、思ったより間隔が長い印象。死亡すると撃退数はリセットされないみたいだけど、テックポイントはリセットされる。チェックポイントを通過せずメインメニューやダッシュボードの戻った場合は撃退数もリセットされる。



グラフィックは PS2 時代に発売された第二次世界大戦系のゲームをプレイしているような感覚。サウンドは耳障りにならず、でもその場に合わせたものであり、個人的にはしっかり作られている印象。特に効果音がいい。機械系の敵なので弾が当ったときの金属音がたまらない。



【 良かった点 】


  • グラフィック

決して褒められる出来ではないけれど、個人的には好感の持てるグラフィックでした。1930年代の雰囲気は出ていたと思います。ジャングルや古代文明遺跡の質感も良かったです。(中盤から後半は大したことない)



  • アップグレードしたぞ!感がある

テックポイントを使って武器をアップグレードできますが、武器の見た目、攻撃が敵に当ったときのエフェクトなど、「強い武器に成長したなぁ」感があってよろしい。



【 残念だった点 】


  • 微妙に長いロード

死亡してからコンティニューすると再開までが微妙に長い。時間的には15秒ほどなんだけど、わざわざ Tips の画面を出す必要があったのか。Tips の画面がなければ体感速度はもう少し速くなる。



  • 再開してみたらあれ?

セーブ後、メインメニューに戻り、再開すると結構戻されていることが多い。チェックポイント通過したのを確認してゲームを終了したのに、再開してみたら2つくらい前のチェックポイントだったのでがっかり。っていうかこれは仕様なのか?



  • いつ死ぬのか分かりにくい

ダメージがどれくらい累積しているのかが一目で判断しにくい。だから、もう少しいけると思って突っ込むと即死亡とか多い。もっと画面が真っ赤になるとか、主人公の荒々しい息遣いが聞こえるとか、そういった工夫は必要。



  • チェックポイントの間隔が長い

死亡して再開すると「あれ?またここから?」ってため息出るシーンが多い。特に終盤は戦闘も長いし、厳しめなので結構頑張ってプレイしていて死亡するとかなりがっかりする。



  • 滑空シーケンスの操作性

ジェットパックにしろ、飛行機にしろ、滑空時の操作性が酷い。また、滑空時の戦闘も本当に酷く、当たり判定がかなり厳しく全然当らない。照準の真ん中に米粒よりも小さい「・」があり、それがしっかり敵にかぶさっていないとどんなに撃っても当らない。安定しない滑空時の操作をしつつ、ミリ単位の照準操作を要求されるのはあまりにも理不尽。そして、敵の挙動もおかしく狙ったって当てられない作りにはイライラ。そのくせ、難易度を大幅に下げると撃墜しやすくなるのはあんまりだ。せめて、ロックオン機能があれば感想は全く違ったものになったと思う。



  • DLC どうしてこうなった?

操作性が酷いところにスコアアタックという内容。
これだけでかなりガッカリする。そして、プレイをしてみるとあぁやっぱりという残念な感情しかない。本編だけで止めておけばいいものを…という想いが非常に強い。



総合判断


本編だけならアリかな?

普通の TPS として1周するだけなら無難な作品。
ただし、実績コンプ狙いでプレイを開始すると DLC の壁に阻まれる可能性が高い。



プロローグのチュートリアルから「滑空がおかしい」と気づくのだが、中途半端な TPS のせいで最後までプレイできてしまう。しかしながら、没入感とか集中とか面白いとかいう感情とは無縁のゲームである。



私的には「滑空さえなければ…」という想い。
ジェットパックを背負いさえしなければ、ここまで酷い評価にならなかったと思う。アマゾンのレビューにあるとおり、次の文章に要約されていると思う。

もうひとつ残念なのは飛行中の射撃で
飛び回ることにも注意力を要するのに
武器が正面にしか撃てないバルカン砲だけなので
周囲を飛び回る敵UFOを撃墜するのに苦労する。



実績的にはコンプを狙おうと思えばイケるかもしれないが、管理人は精神衛生上よろしくないと判断して途中棄権しました。好き嫌いはもちろんあると思うが気になっている方はまず「サブタグでのプレイ」を強く推奨する。このゲームを起動することで本タグを傷物にするのはいささか忍びない。



結論を言うと、本編のみプレイしつつ、本編実績のみコンプするならばアリかと思う。



ゲームに対して個人的な点数をつけるとすると 5/10 です。
実績コンプの難しさは 6/10 です。
※DLC は諦めてコンプしてませんので本編実績のみの評価です。



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