The Witcher 2 まとめ






ゲームデータ



発売日: 2012/08/23
開発元: CD Projekt
発売元: 株式会社スパイク・チュンソフト
ジャンル: アクション RPG
インストール容量: 11.9 GB(5.6 GB / 6.3 GB)
公式サイト: http://goo.gl/mNhIKJ(年齢認証あり)





超簡単なゲーム紹介



王様を殺した真犯人を探せ!(簡単過ぎますか?)





ざっくりとしたアウトラインとゲームプレイの感想



  • アウトライン


戦後復興により、その勢力を持ち直したテメリア王国。
繰り返される内乱により、王国内の混乱は今もなお続いていた。



謎多き男、「リヴィアのゲラルト」。



その類稀なる戦闘能力は、
彼が秘術と突然変異源により身体強化された
モンスタースレイヤー「ウィッチャー」であることの証である。



幾多の危機から国王の命を救ったゲラルトであったが
黒い影は彼らのすぐ近くまで、忍び寄っていた。(公式より)




ウィッチャーである「ゲラルト」を操作し、
テメリア王国の王を暗殺した真犯人を探しだす物語。
ジャンルはアクション RPG 。



ひょんなことから王様殺しの濡れ衣を着せられ、
汚名返上のために牢獄を脱走し、真犯人を追いかけていく。



メインクエストとサブクエストを合わせて50以上あり、
壮大な物語を楽しむことができる。





RPG なので、敵を倒したり、
メイン / サブのクエストをクリアすることで経験値が入る。
経験値が一定量たまるとレベルアップする。



レベルアップするとスキルをアンロックすることができる。
大きく4つのカテゴリー(「訓練」「剣士」「魔術師」「錬金術師」)
に分けられており、最初は「訓練」の項目をある程度アンロックしないと
剣士や魔術師などのスキルに割り振れない。



スキルは様々あり、
ライフ上昇、気力回復速度アップという基本的なものから、
印(本作で言う魔術)を強化したり、効果持続時間を延長させたり、
アイテムの効能を強くさせる(爆弾の威力を上げるなど)ことができる。





武器やアイテムも種類が非常に豊富。
広く一般的なものから伝説級のものまである。



武器に関してはメインとなる剣は二刀流。
鋼の剣と銀の剣の二種類。
そこに短刀(投擲専門)、爆弾、罠、魔術を絡ませて戦っていく。



アイテムは武器の効果を引き出すもの、
ゲラルトの身体能力を一時的に上げるもの(ドーピング)、
クラフト材料、クエストを進行させるものに分けられる。



クラフト材料は読んで字の如く、
錬金術を駆使して別の物を作ることができる材料のこと。



なお、武器やアイテムには重量という概念があり、
ある一定重量を超えると動きが鈍くなる。
画面にも「荷物が重すぎる。」という表示が出る。



この表示が出てしまうと歩行しかできず、
戦闘になると回転回避もできないという極めて危険な状態になる。
低難易度では動きが遅くなるだけで、それほど支障はないが、
高難易度では死活問題となる。





ライフはライフバー表示。
スキルアップすることでライフが増える(見た目は増えないような気がする)。
戦闘時、ダメージを受けても少しすると自動回復する。
印(魔術)も同様にバー表示。
印を使うとバーが減り、回復も同様に自動。



ライフの回復が間に合わないとゲームオーバー。
直近のオートセーブをロードするか、
任意の手動セーブデータをロードして再開する。




セーブはオートと手動の二種類。
オートは要所要所で入るがセーブとロードのアイコンが似ており、
ゲーム開始序盤はセーブされたと思い込んで電源を切ると後悔すること多し。



手動セーブはある意味「どこでもセーブ可能」。
ただし、戦闘中はメインメニューからセーブの項目が消え、
手動でセーブできないようになっている。





  • ゲームプレイの感想



プレイ日記はこちら。



中古のエンハンスドエディションをプレイ。
新たなクエストやキャラクター、新規オープニングムービーなど、
さまざまなコンテンツを追加したものらしいけど、予備知識なく開始。



まず、チュートリアルでシステムを詰め込まされすぎて
消化不良&理解不能に陥った。
正直、これ以上進めるのをためらうほどの量でした。



ただ、そこから不安なまま少しずつ進めていくと
特に気にならなくなってくるので段々と楽しめるように。
とは言え、チュートリアルで教わったことを
ほとんど使わないで剣だけ振っていたからかもしれない(笑)



メインクエストは量が多いものの、プレイしてみると実は尺が短く、
「もう終わり?」的な感じのものが多かった。



むしろサブクエストの方がフラグ回収やアイテムの取りこぼし、
いつの間にか失敗しているなど、気を使うものが多い。



ただ、メインにしろサブにしろ、
現クエストをクリアしていないのに次から次へと
新しいクエストが発生するのは勘弁して欲しい。
混乱しますので。



ストーリーがしっかりしているので矛盾している箇所は見当たらず、
また、第2章からはルートを選択していくため、1周するだけでは
全てのストーリーが見られないようになっているのも面白い。
ただ、RPG だからね。2周はしんどいよ。
特に難易度・ダークはきつかった。



何気にライフや気力が自動回復なのは助かる。
薬草やライフ回復剤を常に気にしないといけないのは
面倒に感じる性質なので。



難易度・低で1周、難易度・ダークで2周しましたが、
その差があまりにもあり過ぎて少々萎えたのは事実。
特に序盤は能力もなく(低く)、でも敵は最強設定なので
雑魚にすら勝てず即死も多かった。



そこを耐えて進めていくと徐々に強くなっていき、
攻撃力の高い剣、防御力の高い鎧も入手できるので
序盤ほどの即死はなくなるので、ある程度はテンポ良く進めることができる。





【 良かった点 】


  • グラフィック


久々にキレイ且つリアルなグラフィックでゲームしているなという感じ。
テメリア王国がそこにありました。




  • ストーリー


まるで映画のようなストーリー。
小説が原作なので当たり前といえばそれまでですが。
2周しましたが、それぞれがきちんと成り立っていたので
安心感がありました。




  • 手動セーブ


これのお陰で精神的に楽にプレイができた。
サブクエストは選択肢を誤ると失敗することも多く、
手動セーブがあったからこそ、取り戻せたものもあった。
とにかく便利だった。





【 残念だった点 】


  • カメラの動き


カメラの動きが早い(軽い)。
動かし方にもよりますが、酔いそうになる。




  • インベントリが使いにくい・分かりにくい


インベントリを呼び出し、マップを見るにも LT/RT を何度も押さないと見れない。
現在装備している武器や防具にアイコンがないから分かりにくい。
アイテムの説明が分かりにくい。
全体的に画面が見にくい。何がどこにあるのか判別しにくい。
まぁ、いろいろ分かりにくい、使いにくいんですよ。

※慣れればどうってことない(笑)




  • 重量の概念はいらない


「荷物が重すぎる。」
またかよ!って感じですね。
重量の概念はいらないと思う。
変にリアルだから困る。




  • アクション……


アクション RPG の割には、そのアクションがやや陳腐。
剣で斬った感も少なく、もう少しバッサリ感が欲しかった。
上述したカメラの軽さも相まって、やりにくかった。




  • タスクが多すぎる


少し上にも書いたけど、クエストが同時多発するので混乱する。
気にしないで進める人はいいけど、
あっちもこっちも気になる~という人は
逆にどっちから手をつけていいか分からなくなる。
これはメインもサブもそう。




  • ロードが長い


難易度ダークでは相当回数コンティニューするんですが、
ロードが長いのはダメだわね。
多いときは1分間に3回は死ぬので、プレイしている時間よりも
ロードで待っている時間の方が長いという。




  • ボタンの反応が遅い


各アクションの反応が遅い気がする。
攻撃も A ボタンを押しているのに攻撃を開始しなかったり、
メダル( LS 押し込み)もちゃんと立ち止まらないと使えなかったり、
ゲームに慣れてくる故の欠点があった。





実績コンプした感想



実績まとめ Wiki にもあるように、
  • 1周目は難易度・低のロッシュルート
  • 2周目は難易度・ダークのイオルヴェスルート
で2周して実績コンプする流れが良いと思う。
ただし、例えば1周目を難易度・低のイオルヴェスルート、
2周目を難易度・ダークのロッシュルートとやったら
どれだけ難易度が上がるのは不明。
まぁ、実際にプレイしてみてもロッシュルートの方が戦闘が多いので
特にこだわりがなければオススメの流れでプレイするのが吉。



1周目で8割ほどの実績を解除できる。
その中には解除後、ロードして別の実績を解除するものも含まれる。



問題は2周目の難易度・ダーク。
敵の攻撃力とゲラルトの防御力の差があまりにもあり過ぎるため、
序盤は即死 ⇒ コンティニュー ⇒ 即死を繰り返してしまい、
つまらなく感じてしまうかもしれない。



手動セーブをこまめに入れつつ、サブクエストをコツコツとクリアし、
経験値をためてレベルアップして能力をアンロックすることを優先させると
少しずつラクになってくる。



第2章の中盤くらいには難易度への慣れ、満足のいく装備、
アンロックできた能力により戦いやすくなるため、
死に難くなっていく。



それ以降はゲームの流れもスキルもアイテムもクラフィティングも
ほとんど理解しているので、「油断すると死にやすいゲーム」ってだけ。
特別、難易度・ダークだから……という感覚は少ない。




総合批評


じっくり腰を据えてプレイできる人ならオススメです


  • ゲームプレイ: 7/10
  • 実績コンプ難易度: 4/10


実にコスパ抜群のゲームでございました。



二ヶ月以上遊べるゲームって早々無いですし、
でも「やらされてる感」があるわけでもなく。



実績狙いでプレイすると少々厳しいかもしれませんが
ストーリーが良いし、ちゃんと2周するのを前提に作られているので
結末も複数あるのがいい感じ。



サクッとプレイして実績コンプするゲームでないことは間違いないですが、
実績コンプ難易度は低いので、今までなんとなく躊躇していた方は
ぜひプレイしてほしいと思います。



在庫数が少ないのか、amazon でもまだ強気の値段です。
とは言え、amazon 以外のお店を回れば安く買えると思いますよ。



興味ある方はじっくりと腰を据えてプレイしてほしいと思います。




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